HACOHACO
ジブンハウス千葉中央 千葉県(S様邸)
夫婦+愛犬
「完璧な家はどこにもないと最初から思ってました。
八割満足できれば、あとは自分たちの手で理想に近づけていく。その方が楽しいと思います。」
そう話すのは、千葉県木更津市の郊外にHACOHACOシリーズの家を建てた、Sさん夫妻。
キューブ型の外観とインナーガレージが特徴的なS様邸。
旦那様がガレージで趣味のバイクやキャンピングカーのメンテナンスをしていると、
通りがかりのご近所さんと長話になるということもしばしば。
ご夫妻の趣味がきっかけで、ご近所さんとのコミュニケーションが生まれることもよくあるとお話してくださいました。
「VRで家を見て直観で決めた」というS夫妻がこの家に住んで2年が経ったいま、改めて家づくりのこだわりをお伺いしました。
ご主人の趣味である、車とバイクを楽しむ空間として活用しているインナーガレージ。ガラス扉1枚でガレージと家の中を自由に行き来できる間取りになっています。
日常の中に趣味が溶け込み、いつでも好きな時間に趣味を楽しむといった暮らしを家を建てる前から理想に描いていたといいます。
「家を建てる時、家の中にいるかのように感じられるインナーガレージが欲しいと思っていました。そんな時に見た、ジブンハウスの間取りが自分たちの理想にぴったりでした」と話すご主人。
このインナーガレージは今では趣味を楽しむだけの空間に留まらず、近所の人との交流が生まれるきっかけになっているといいます。
「ガレージで作業をしていると通りかかった近所の人が話しかけてくれて、そこから仲良くなって近所付き合いが始まったこともあります。この辺の方は気軽に話しかけてくれるので、毎週のように近所の人と話してますね」
近所の人と野菜をおすそ分けし合うなど、都会暮らしの時には経験しなかった近所付き合いを楽しんでいるそうです。
家のどこにいても家族とコミュニケーションが取りやすいよう、仕切りが少ない一体感のある家にしたかった、というSさん夫妻。
そのため、キッチンは当初の間取りを変更しダイニングとキッチンがひとつの空間になるようカスタマイズしています。キッチンで誰かが調理をしていても、孤立することなくダイニングにいる家族とコミュニケーションが取れる間取りです。
「作業スペースも広くて、全体的に解放感がある空間で料理ができるのがお気に入りです。理想的なキッチンですね」と奥様が話してくれました。
一体感のある家づくりをする上でヒントにしたのは、ご主人が育った伝統的な住宅でした。
「昔の家は土間があるのが普通でした。壁や仕切りがない土間で、祖父母が料理をしていたりするのが普通だったので、その影響を受けていますね。」。
気軽にコミュニケーションを取れる一体感のある空間が家族をひとつにしてくれる、生まれ育った住宅環境がそう教えてくれたといいます。
コロナ禍で2人揃って在宅ワークをすることが増えたというSさん夫妻。
一般的には在宅ワークをするための十分なスペースがなかったり、快適に働く環境を整えるのが難しい人も多い中、Sさん夫妻は「この家はコロナ禍において完璧といえる家」と話してくれました。
快適に仕事にも取り組める間取りをとても気に入っているといいます。
「2人で同じ部屋で働くこともありますが、リモート会議がある時はどちらかが別の部屋に移ったりして、ストレスなく在宅で働いています。気分転換にバルコニーでリフレッシュできるのも最高ですね。」
バルコニーにはテーブルと椅子だけでなく、パラソルも置いてあります。広々としたバルコニーでリフレッシュすることで、オンとオフを上手にスイッチしているそうです。
「余白」を楽しむ家づくりの今後
家の中やインナーガレージには、ご主人がDIYで作ったものが多く置いてあります。
コロナ禍で家にいる時間が増えたこともあり、より快適に生活できるよう、気になる箇所をDIYで手直ししたそうです。
趣味のレベルを超えていると言っても過言ではない本格的なDIY作品から、ご主人のこだわりが見て取れます。
「今後は車4台分が入るような、カーポートをDIYしたいと思っています。
カーポートの上に人がのって、BBQできるような空間にしたいです。」
一体感のある空間と、人とのコミュニケーションを大切にするS夫妻の「余白」を楽しむ家づくりはこれからも続いていきます。