「家を建てる」ということは、
多くの方にとって生涯で一番のお買い物です。
だから「失敗したくない」と思うのは当たり前です。
ですが、住宅建材も、完璧なものはありません。
それぞれ特徴を見ていきましょう。
欧州ブルガリアの厳しい寒さの中で育った羊毛を使用しています。ブルガリア産ウールの特徴は粗い毛質で、耐久性、撥水性に優れています。敷き込まれると、落ち着いた空間をつくりだします。
一本一本の糸がランダムに動き、空間に深みが生まれる陰をつくりだすwoolflooringの定番です。スタイルにあった豊富なカラーを揃えています。
パイル糸に使用しているウールは、1本1本の繊維がクルクル縮れています。この縮れのおかげで、約60%の空気をウールは含んでいます。乾いた空気は断熱性のもっとも高い物質です。
シックハウス症候群の主要原因物質を素早く浄化します。また有害化学物質を全く出さない非常に安全な床材です。
化学繊維ではなく自然育ちの羊毛は、VOCを発生しません。そのうえ空気を浄化する機能があることからも、健康素材としても注目されてもいます。
これまで密度のあるウール素材は、汚れがつきにくく落ちやすいというご紹介をしてきましたが、決して汚れないわけではありません。長くご使用いただく中で、どうしてもとれにくい汚れが出てきて、その蓄積で全体的に汚れが目立つようになることはあります。
硬い床材ではないので、毛が寝てしまって、クッション性は少しずつなくなっていきます。住宅でのご使用の場合、特に毎日過ごすリビングや、階段のよく通る場所が比較的早くへたってきます。5年〜7年くらいで、よく使う場所とそうではない場所とでは、クッション性もかわってきますし、見え方もかわってきます。
硬い床材はホコリを舞い上げてしまい、カーペットはホコリを床に吸着するので、硬い床材にくらべてカーペットの床材の方が舞い上がるホコリが1/10程度になります。しかしだからといってアレルギーにならないわけではありません。ダニは、布団と比較すると1/100程度ではありますが、ダニがいないわけではありません。お掃除をしない状態で長く使っていると、ダニの温床になる場合もあります。
弊社の商品をお使い頂く場合、初期予算はある程度かかってしまいます。6畳で20万円〜30万円、100㎡くらいの家全体に施工する場合、150万円〜200万円程度がおおよその目安です。フローリングの場合、大工さんが他の工事と同じように施工をしていただけるので、仮に無垢材を使ったとしても、弊社の商品より安くなる場合が多いと思います。