家づくりといえば、途方もない大きな仕事に思えてしまいますが、大切なことは6つのステップに集約されます。
家族みんなが納得できる家づくりのためにも、大切なポイントをしっかり押さえ、楽しみながら始めていきましょう。
どんな間取りにするかアイデアを探すために、ホームページを見たり、SNSでデザインや間取りをチェックしたり。気になるハウスメーカーや工務店があったら資料請求をしてパンフレットや施工実例集などどんどん情報収集をしてきましょう。
ハウスメーカーや工務店を訪問する前に、住みたい家のイメージと現実的な条件を整理しましょう。10年、20年後の家族それぞれのライフスタイルをイメージしながら家づくりについて話しておくと、理想に近づけることができます。
イベントやモデルハウスへ行くと、パンフレットにない情報を集めることができます。実際に足を運んで詳しい話を聞いてみてください。会社の特徴・概要、デザインの特徴はもちろん、構法や耐震性・断熱性といった性能面も確認しておきたいですね。
建物にかかる費用以外にかかる、地盤強化の施工費や、インテリアグッズの費用、引っ越し費用やローンの審査などもしっかりと考慮して、資金計画を検討します。建物、土地、付帯、諸経費のバランスを考えながら総予算を検討します。
建築予定地がある場合(建て替え・土地購入済)、その土地に建てられる建物の大きさ・高さの制限や、条例等がないかの確認を実施します。
ジブンハウスのスマートカスタムなら、平面図(間取り)やパース・VR等でイメージを膨らませながら価格を把握することができます。家を建てる場所へのこだわりや、優先したい部屋の間取りやデザインを考え、計画的な資金分配をしていきましょう。
建築予定地が見つからず、土地探しを並行して進めるなら、住みたいエリアと予算を明確にしましょう。
気になる土地が出てきたら見学に行き、実際に歩いて周辺環境をチェック。
土地探しに時間がかかることもあるので、余裕をもって動き出しましょう。希望の立地条件を不動産会社や施工会社に伝えて探す方法が一般的です。
具体的にプランを考えていきましょう。対面キッチンやウォークインクローゼットが欲しいなどの要望をファイナンシャルプランナーに伝え、間取りや設備のプランニングをしてもらいます。またクロスや床、面材等の色や材質を決めたり、設備の細かな仕様、コンセントや照明の位置なども決めていきます。オプションをどこまで反映するか、予算とのすり合わせを行い、図面を完成させます。
間取り、予算に納得いただいた段階で、請負契約を締結します。
このタイミングで契約金を支払い、並行して住宅ローンの手続きを進めましょう。
長いお付き合いになるので近隣への挨拶をします。安全祈願のための地鎮祭や上棟式の実施は任意ですが、ご希望される方は多いです。実施する場合は、施工会社と相談して日取りを決めていきます。
基礎を作り、土台を回し、躯体(フレームとなる部材)が完成した状態を『上棟』と呼びます。その後、内装を作りこんでいく作業に移り、窓や玄関ドアを入れていきます。基礎完成時、上棟時などポイントで監査が入り、正しい施工ができているかチェックします。
施主様の最終立ち会い検査として、クロスの剥がれ等の不具合や、契約どおりの住宅になっているかを確認します。
施主様の最終立ち会い検査を経て、建物が完成したらいよいよ引き渡しです。
各設備の使用方法や説明書、保証書、鍵の引渡を受け、引っ越し日を調整しましょう。
心地よく住み続けるためには、日々の清潔、整理整頓と合わせて、定期的なメンテナンスが必要です。
1年後、5年後、10年後などの節目で、家の設備に不具合がないかチェックしましょう。
家は人が住み、手をかけることで磨かれます。家族の毎日がこれからも豊かに彩られるように、これからが本番です。